夏石番矢年譜(2024年4月9日追加)(2024年10月18日改定)
1955年
7月3日 相生市陸899番地で、神戸市生まれの父乾萬吉、相生市生まれの母みよ子の長男、乾昌幸として出生。本籍地は、神戸市灘区篠原本町2丁目6番地。篠原の乾家は、石山合戦で本願寺を護って戦った雑賀衆の流れをくむ鉄砲衆。
Cf. 神戸・篠原の乾家 善立寺からの全情報と戸籍
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201712article_22.html
母は丸山治一郎の末子で、文学少女だった。
1962年
4月 相生市立双葉小学校入学。在校中は絵、作文、書などでたびたび表彰される
1965年
秋 相生市菅原町919番地2号へ一家で転居
1968年
3月 相生市立双葉小学校卒業
4月 淳心学院中学校入学
1970年
夏 学習雑誌「中三コース」(学研)金子兜太選の俳句欄に初入選
1971年
3月 淳心学院中学校卒業
4月 淳心学院高等学校入学。在校中の夏休みの作文に、サルトル論、山口誓子論(原稿用紙約50枚)を書き、夏休み明けの授業に提出
10月 俳句雑誌「歯車」(鈴木石夫発行人、歯車俳句会)第99号に投句。これが俳句雑誌初投句
1972年
2月~7月 俳句雑誌「天狼」(山口誓子発行人、天狼俳句会)の山口誓子選「遠星集」に投句、各月一句入選
1974年
3月 淳心学院高等学校卒業
4月 東京大学教養学部文科Ⅲ類入学。東大能狂言研究会観世会、続いて東大学生俳句会入部年11月 月刊「俳句研究」(高柳重信編集、俳句研究社)飯島晴子選の雑詠欄の推薦を得る
12月 俳句雑誌「海程」第108号(金子兜太発行人、海程発行所)の金子兜太選「海程集」に初投句
1975年
5月 俳句雑誌「俳句評論」第161号・162号(中村苑子発行人、俳句評論社)の高柳重信選「準同人作品」に夏石番矢の筆名で初投句
夏ごろ 俳句雑誌「海程」月例句会で金子兜太に初めて会う
11月 月刊「俳句研究」(高柳重信編集、俳句研究社)安井浩司選の雑詠欄の推薦を得る。この頃よりそれまでの本名に替えて、もっぱら夏石番矢の筆名を使い始める
1976年
夏 俳句雑誌「俳句評論」月例句会で高柳重信に初めて会う
1977年
4月 東京大学教養学部教養学科フランス文科進学。詩や俳句の研究誌「弦」第4号(発行人三次旦 大塚琢、弦発行所)にポール・ヴァレリーの詩論和訳寄稿
1978年
11月 月刊「俳句研究」(高柳重信編集、俳句研究新社)第六回五十句競作佳作第一席
12月 季刊俳句同人誌「未定」を沢好摩、林桂らと創刊し、初代編集人を務める
1979年
3月 東京大学教養学部教養学科フランス文科卒業。卒業論文は”SUR LES CHANTS DE MALDOROR—Maldoror marchant sur la longue ombre—“(ロートレアモン論)、指導教官は阿部良雄教授
4月 東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程入学
10月 俳句評論社年間推薦作家として表彰される
12月 「俳句評論」第184号より終刊の第200号(1983年12月)まで同雑誌同人となり、俳句や評論を寄稿
1981年
3月 東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程卒業。修論は「短詩型の比較文学論――日本の俳句と20世紀西洋詩」、指導教官は芳賀徹教授
4月 東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程進学
11月 月刊「俳句研究」(高柳重信編集、俳句研究新社)第九回五十句競作入選
1983年
2月 処女句集『猟常記』(静地社)出版、栞文を高柳重信と芳賀徹執筆。詩人吉岡実の称賛を得る
7月 高柳重信死去。高柳の葬儀と同日の夜に処女句集出版記念会が、東京・渋谷の万葉会館で開かれる
11月 評論集『俳句のポエティック 戦後俳句作品論』(静地社)刊行
1984年
3月 東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程単位修得退学。鎌倉佐弓と結婚、姫路市民会館の祥栄殿で挙式
4月 埼玉大学教養学部専任講師となる
1985年
7月 句集『メトロポリティック Métropolitique』(牧羊社)刊行、帯文は吉岡実
1986年
4月 埼玉大学教養学部助教授となる
8月 句集『真空律』(思潮社)刊行
1987年
4月 明治大学法学部助教授となる
1988年
9月 埼玉県富士見市鶴瀬西3丁目16番地11号に住居を購入し移転する
1990年
4月 『現代俳句キーワード辞典』(立風書房)刊行
6月 句集『神々のフーガ』(弘栄堂書店)、句集『人体オペラ』(書肆山田)刊行
8月 長女、乾佐伎出生
1991年
1月 和歌山県新宮市速玉神社双鶴殿で中上健次と出会い、以後約1年間、中上を中心に熊野大学俳句部を開き、勉強会、読書会、句会などをともにする
10月 第38回現代俳句協会賞受賞
1992年
4月 明治大学法学部教授となる
11月 『楽浪』(書肆山田)刊行
1993年
2月 『天才のポエジー』(邑書林)刊行
10月 中国・長春市の吉林大学外国語学院日語系で講演を行なう
1994年
9月 ドイツ・ケルンの日本文化会館開催の芭蕉没後300年記念日独俳句シンポジウムで講演を行なう
10月 編著『蝸牛俳句文庫13 高柳重信』(蝸牛社)刊行
1995年
2月 『現代俳人文庫⑤ 夏石番矢句集』(砂子屋書房)刊行
6月 イタリア・ローマのローマ日本文化会館開催の第2回日伊俳句交流の集いで講演を行なう
7月 句集『巨石巨木学』(書肆山田)刊行
10月 編著『俳句 百年の問い』(講談社)刊行
1996年
春頃 共著『Haiku: antichi e moderni』(Garzanti Editore)イタリアで刊行
8月 共編著『Series俳句世界1 エロチシズム』~1998年4月『Series俳句世界8 旅のトポロジー』(雄山閣出版)別冊2冊を含む全10冊刊行
8月末~1998年3月末 明治大学法学部から在外研究を認められ、パリ第7大学招聘研究者として、パリ市15区バラール通り16番地のアパルトマンに滞在。この間、フランス国内はもとより、英国、ドイツ、米国、チュニジア、トルコ、オランダ、スイスなどを訪れる
12月 『超早わかり現代俳句マニュアル』(立風書房)刊行
1997年
2月 共編著『現代俳句歳時記』(成星出版)刊行
11月 南仏のマルセイユとラマルー=レ=バンで、現代俳句イベントを開催し、講演や俳句朗読を行なう。編著『俳句は友だち』(教育出版)刊行
1998年
2月 フランス・ブルターニュのブレスト市、泉の家(Maison de la Fontaine)開催の「現代俳句」で、講演と俳句朗読
3月末 帰国し、以来富士見市の自宅に居住
9月 国際俳句季刊誌「吟遊」創刊準備号(発行人夏石番矢、編集人鎌倉佐弓、吟遊社)発行
11月 句集『地球巡礼』(立風書房)刊行
12月 国際俳句季刊誌「吟遊」創刊号を発行し、近刊の第95号(2022年7月)に至る。同誌で海外の俳句を意欲的に紹介する
1999年
7月 東京・神楽坂の神楽坂エミールで開催の第1回国際現代俳句シンポジウムのパネリスト
11月 英訳句集『A Future Waterfall: 100 Haiku from the Japanese』(Red Moon Press, USA)刊行。同句集の増補第二版2004年刊行
2000年
4月 米国イリノイ州ディケイター、ミリキン大学開催のグローバル俳句フェスティバルに参加し基調講演と俳句朗読
8月 編著『多言語版 吟遊俳句2000』(吟遊社)刊行
9月 スロヴェニア・トルミン市の市長会議室などを会場に世界俳句協会創立大会開催、11か国62人参加。12月同協会ディレクターとなる
10月 吟遊社より、世界俳句協会創立大会を記念して、編著の国際俳句選集『透明な流れ/Transparent Current』(吟遊社)刊行
12月 スロヴェニア語訳句集『Romanje po Zemlji』(Društvo Apokalipsa, Slovenia)刊行
2001年
6月 ドイツ・フランクフルト市開催の第7回ドイツ俳句会議に参加し講演と俳句朗読
9月 スロヴェニア開催のヴィレニッツア国際詩祭に参加し俳句朗読
10月 『越境紀行 夏石番矢全句集』(沖積舎)刊行
2002年
1月 前年から悪化していた右目の白内症手術
3月 編著『満点ゲットシリーズ ちびまる子ちゃんの俳句教室』(集英社)刊行
夏 ギリシャ語版国際俳句選集『Haiku: the leaves are back on the tree』(Zoe Savina私家版、Greece)に自作俳句収録
秋 ブラジルの雑誌「Poesia Sempre NÚMERO 17」(Fundação Biblioteca Nacional, Brazil)の日本特集にポルトガル詩人カジミーロ詩人との対話や自作俳句掲載
12月 『越境紀行 夏石番矢全句集』で21世紀えひめ俳句賞河東碧梧桐賞受賞
2003年
4月 吉本隆明『現代日本の詩歌』(毎日新聞社)に「夏石番矢」収録
8月末~9月初め 北マケドニア開催の第42回ストゥルーガ詩の夕べに参加し俳句朗読。初朗読の「空飛ぶ法王」が大反響を呼ぶ
10月、奈良県天理市の天理教第38母屋を会場に第2回世界俳句協会大会を開催し、13か国約100人参加
11月 『世界俳句入門』(沖積舎)刊
刊行月不明 ブルガリア語・フランス語国際俳句選集『Ombres et Lumières』(LCR, Bulgaria)に自作俳句収録
刊行月不明 ロシア語訳日本詩歌集『Странный Ветер』(Иностранка, Russia)に自作俳句収録
2004年
5月 大西洋上のポルトガル自治領フンシャル諸島開催のポルト・サントー詩祭に参加し俳句朗読
11月 編著『世界俳句2005 第1号』(西田書店)刊行
12月 ブルガリア語訳国際俳句選集『The Road: world haiku』(Ango Boy, Bulgaria)に自作俳句収録
2005年
6月 イタリア・ジェノヴァ市開催の第11回ジェノヴァ国際詩祭に参加し俳句朗読
7月 ブルガリアのソフィアのEBCCとプロヴディフの地域民族誌学博物館で第3回世界俳句協会大会開催、13か国約150人参加
11月 ニュージーランド開催の第3回国際ウエリントン詩祭に参加し俳句朗読
12月 東京・イタリア文化会館開催の日欧現代詩フェスティバルin 東京に参加しシンポジウムのパネリスト、俳句朗読
12月 編著『世界俳句2006 第2号』(七月堂)刊行
刊行月不明 フランス語短詩選集『L’Anthologie du Poème Bref』(Les Dossiers d’Aquitaine, France)に自作俳句収録
2006年
3月 日英版句集『右目の白夜/Right Eye in Twilight』(Wasteland Press, USA)刊行。日本語版句集『右目の白夜』(沖積舎)は7月に刊行
4月 ルーマニア語訳俳句集『ÎMBRĂŢIŞAREA PLANETELOR/THE EMBRACE OF PLANETS/星々の抱合』(Edidura Făt-Frumos, Romania)刊行
5月 リトアニア・ヴィルニュス市、スカピシュキス市、クピシュキス市などで開催の詩の春に参加し講演、シンポジウムのパネリスト、俳句朗読
9月 北マケドニアオフリッド市開催の第9回オフリッド国際ペン会議に参加し講演と俳句朗読
刊行月不明 ポルトガル語訳国際詩選集『Espíritos Elementares vinte e três simulacros』(in-libris, Portugal)に自作俳句収録
2007年
1月 編著『世界俳句2007 第3号』(七月堂)刊行
5月 カジミーロ・ド・ブリトーとの共著4言語版『連句 虚空を貫き』(七月堂)刊行
7月 多言語版俳句・短詩集『Endless Helix: Haiku and Short Poems』(Cyberwit.net, India)刊行。2007年同著第二版刊行
8月 中国・内モンゴル自治区・フフホト市の内蒙古学学院で俳句シンポジウムのパネリスト
9月 東京・水月ホテル鴎外荘と明治大学で第4回世界俳句協会大会を開催し、12か国から約270人参加
12月 ハンガリーの水彩画化エーヴァ・パーパイとの共著『Madarak / Birds / 鳥: 50 Haiku』(Balassi Kiadó, Hungary)刊行
刊行月不明 フランス語俳句選集『Le bleu du martin pêcheur: Haïkus』(L'iroli, France)に自作俳句収録
刊行月不明 3言語句集『Pellegrinaggio terrestre/Earth Pilgrimage/地球巡礼』(Albalibri Editore, Italy)刊行
2008年
1月 編著『世界俳句2008 第4号』(七月堂)刊行
2月 『展望 現代の詩歌 第11巻 俳句Ⅲ』に川名大「夏石番矢」収録
3月 日英版句集『空飛ぶ法王 127俳句/Fling Pope: 127 Haiku』(Cyberwit.net, India)刊行
8月 ラトヴィア語訳句集『Balsis no mākoņiem / Voices from the Clouds / 雲から声』(Minerva, Latvia)刊行
9月 ラトヴィア開催詩の日に参加し講演と俳句朗読。エストニアの満月詩祭で俳句朗読。リトアニアで俳句会議。イタリアのミラノ、トリエステなどで俳句朗読と講演
10月~11月 東京・明治大学で東京ポエトリー・フェスティバル2008を開催し講演と俳句朗読
11月 日英版句集『空飛ぶ法王 161俳句/Flying Pope 161 Haiku』(こおろ社)刊行
12月 「タージ・マハール」誌(Cyberwit.net)へのアズサクラ国際詩賞受賞(インド)
刊行月不明 国際詩選集『MUNDUS poesie per un’etica del rifiuto』(Valtrend Editore Napoli, Italy)に自作俳句収録
刊行月不明 ハンガリー語訳日本俳句選集『ŐSI FENYŐ Japán haikuk Vihar Judit fordításában』(Napkút Kiadó, Hungary)に自作俳句収録
2009年
1月 編著『世界俳句2009 第5号』(七月堂)刊行
6月 フィンランド開催のラフティ国際作家レユニオン2009で講演と俳句朗読。サントシュ・クマール編『The Poetical Achievement of Ban’ya Natsuishi』(Cyberwit.net, India)刊行、英文による夏石の講演原稿1篇と夏石番矢論16篇収録。同著は2018年8月に第二版刊行
8月 多言語句集『KONCENTRIČNI KRUGOVI』(PUNTA, Serbia)刊行
9月 3言語句集『迷路のヴィルニュス』(七月堂)刊行
10月 ドルスキニンカイ詩の秋と第5回世界俳句協会大会2009でシンポジウムのパネリスト、俳句ワークショップ、俳句朗読
2010年
1月 編著『世界俳句2010 第6号』(七月堂)刊行
4月 『Celebrating in Poetry The 20th Century’s 100 years』(A. P. F. Publisher, USA)にビリー・ホリデーへのオマージュ俳句収録
6月 日英版句集『Hybrid Paradise/ハイブリッド天国』(Cyberwit.net, India)刊行
7月 東京・新宿開催の韓日国際詩朗読会で俳句朗読。倉佐弓との共著『俳句縦横無尽』(沖積舎)刊行
8月 ハンガリーで開催の世界俳句フェスティバル・ペーチ2010に参加し、講演や俳句朗読。をペーチは同年欧州文化首都。韓国・ソウル市立大学開催のシンポジウム「東アジアの近代と都市: その文明史的眺望」で講演
10月 イスラエル開催の第10回シャアール詩祭に参加し俳句朗読
12月 日伊版句集『Il Papa che vola: 44 haiku/空飛ぶ法王 44俳句』(Rupe Mutevole, Italy)刊行
2011年
1月 編著『世界俳句2011 第7号』(七月堂)刊行
6月 日英版『Turquoise Milk: Selected Haiku of Ban’ya Natsuishi/ターコイズ・ミルク 夏石番矢選句』(Red Moon Press, USA)
7月 南米コロンビア・メデジン市で開催の第21回国際メデジン詩祭に参加し俳句朗読、同市開催のハナマツリ・フェスティバルにも参加
9月 東京・明治大学で第2回東京ポエトリー・フェスティバルと第6回世界俳句協会大会2011開催。15か国396人参加
12月 エーヴァ・パーパイとの共著『A TENGER VILÁGA / The World of the Sea / 海の世界 50 HAIKU』(Balassi Kiadó, Hungary)刊行
刊行月不明 国際詩選集『The Individual Voice 16』(Helicon Poetry Society, Israel)刊行
2012年
1月 編著『世界俳句2012 第8号』(七月堂)刊行
2月 ベトナム・ハノイ市などで開催のアジア太平洋詩祭参加で俳句朗読。同市で開催のベトナム俳句クラブ会合に日本人として初参加。セシル坂井編『L’Archipel des séismes: Écrits du Japon après le 11 mars 2011』(Editions Philippe Picquier, France)に自作俳句収録
3月 ハンガリー・ブダペスト市のフェレンツ・ホップ極東美術館開催のハンガリー俳句クラブ会合に参加し俳句朗読。同市エリザベスコミュニティー・センター開催の夏石番矢の俳句とエーヴァ・パーパイの水彩画展で色紙展示と俳句朗読
10月 句集『ブラックカード』(砂子屋書房)刊行
11月 鎌倉佐弓との共著『Modern Japanese Haiku』(Cyberwit.net, India)刊行
2013年
3月 編著『世界俳句2013 第9号』(七月堂)刊行
6月 日英西版『ブラックカード/Black Card/Tarjeta negra』(Cyberwit.net, India)刊行,
9月 南米コロンビア・メデジン市、ベレン図書館開催の第7回世界俳句協会大会メデジンで講演、俳句朗読、出版プレゼンテーション。ベトナム・ハノイ市、百草園会議場開催の第1回ベトナム・日本俳句懇談会に参加し講演と俳句朗読
2014年
2月 野間秀樹編『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン)に「海をまたぐインスピレーション――『三国史記』『三国遺事』」収録。10月同著韓国語版(ウィズダム・ハウス、韓国)刊行
3月 編著『世界俳句2014 第10号』刊行。フランス語訳句集『CASCADE DU FUTUR 100 haïkus traduits du japonais』(L’Harmattan, France)刊行
11月 ルーマニア語訳句集『Cascada viitorului』(Editura Timpul, Romania)刊行
刊行月不明 カムラン・ミル・ハザール編『POEMS FOR THE HAZARA: AN ANTHOLOGY AND COLLABORATIVE POEM BY 125 POETS FROM 68 COUNTRIES』(Full Page Publishing, USA)に自作俳句収録
2015年
2月 編著『世界俳句2015 第11号』(七月堂)刊行
3月 モンゴル・ウランバートル市、モンゴル国立美術ギャラリー開催のモンゴル俳句協会創立大会に参加、席上モンゴル作家協会最高賞受賞
5月 東京・神田神保町OKIギャラリーで夏石番矢自選百句色紙展開催、『夏石番矢自選百句』(沖積舎)刊行
9月 東京・明治大学で第8回世界俳句協会大会開催し講演と俳句朗読、14か国約160人参加
11月 鎌倉佐弓との共著『百俳句/100 HAIKU』(Cyberwit.net, India)刊行
12月 「タージ・マハール」誌(Cyberwit.net)へのサラとモイーズ・ルッソ国際詩賞受賞(インド)
2016年
3月 編著『世界俳句2016 第12号』(七月堂)刊行
5月 『夢のソンダージュ』(沖積舎)刊行
6月 アラビア語訳句集『30 Haiku Poems』、『Flying Pope』、共著『World Haiku』(すべてAgence de l’ORIENTAL, Morocco)刊行
7月 モロッコに3週間滞在。この期間中にウジュダ市のモハメド1世ウジュダ大学などで開催の第2回国際モロッコ俳句セミナーで俳句朗読と講演、アシラ市ハッサン2世国際会議場開催の第38回ムッサン国際文化祭「モハメド・ベニスへの称賛」講演と俳句朗読、ラバト市CCCL(異文化学習センター)開催の夏石番矢と鎌倉佐弓への称賛で俳句朗読
2017年
1月 サントシュ・クマール編『Ban’ya Natsuishi’s World of Dreams: An Intensive Study of Selected Haiku』(Cyberwit.net, India)刊行、11人18編による英文夏石番矢論収録
4月 編著『世界俳句2017 第13号』(七月堂)刊行
5月 9言語句集『砂漠の劇場/The Theater of the Desert』(Cyberwit.net, India)刊行
6月 編著『創刊20周年記念 吟遊同人自筆50句選』(七月堂)刊行
7月 アイルランド・ニューブリッジ市ニューブリッジ・カレッジ開催の第30回国際ジェラード・マンリー・ホプキンズ祭に参加し講演、シンポジウムのパネリスト、俳句朗読
8月 モンゴル・ウランバートルなどで開催の第38回世界詩人会議に参加し俳句朗読
9月 イタリア・パルマ市サンヴィターレ宮殿で第9回世界俳句協会大会を開催し、17か国約40人参加
10月 東京・神田神保町の東京堂ホールで創刊20周年記念吟遊同人自筆50句選展開催。東京・ 神田錦町の学士会館で創立20周年記念「吟遊」レユニオンを開催し、梅若猶彦との対談、俳句朗読
刊行月不明 アラビア語訳句集『البابا الطائرُ في السَّماء/空飛ぶ法王』(Taakwen, Syria)刊行
2018年
1月 日英版句集『氷の禁域/The Forbidden Zone of Ice』(Cyberwit.net, India)刊行
3月 編著『世界俳句2018 第14号』(七月堂)刊行
6月 神奈川県立近代文学館開催のシンポジウム今に生きる前衛としての古典――詩人大使ポール・クローデル『百扇帖』をめぐってのパネリスト
7月 編著『岩波文庫 山頭火俳句集』刊行
9月 日英版自筆イラスト入り句集『鬼の細胞/Ogre Cells』(Cyberwit.net, India)刊行。東京・百人町のネパール村ホール開催の国際ネパール俳句コンヴェンションに参加し、ネパール俳句名誉賞2018を受ける
2019年
2月 フランス・パリ市のパリ日本文化会館開催のシンポジウム今に生きる前衛的古典――詩人大使ポール・クローデルの『百扇帖』をめぐってのパネリスト
3月 吹田市の開催の国際シンポジウム「アラブ地域の文学作品における個人と世界」で講演。編著『世界俳句2019 第15号』(コールサック社)刊行
5月 メアリー・バーネット『At the Top: Haiku and Poetry of Ban’ya Natsuishi』(Cyberwit.net, India)刊行
9月 東京の学士会館で創立20周年記念第10回世界俳句協会大会を開催し、講演と俳句朗読、15か国214人参加
12月 エーヴァ・パーパイとの共著『KUTYAK / DOGS / 犬 50 Haiku』(Balassi Kiadó, Hungary)刊行
2020年
3月 編著『世界俳句2020 第16号』(吟遊社)刊行。『平川祐弘決定版著作集 東の自生観と西の創造観』(勉誠出版)に「夏石番矢讃」「夏石番矢に『空飛ぶ法王 44句』収録
8月 国際詩選集『Singing in the Dark: A Global Anthology of Poetry Under Lockdown』(Penguin Random House India, India)自作俳句収録
2021年
1月 日英伊版句集『空飛ぶ法王 160俳句/Flying Pope 160 Haiku』(Cyberwit.net, India)刊行文
4月 東京・麻布十番のハンガリー文化センター東京開催の「ハンガリー俳句の世界」~2つの化をつなぐ花~故エーヴァ・パーパイ追悼展で俳句朗読。編著『世界俳句2021 第17号』(吟遊社)刊行
9月 第1回世界俳句協会Zoomミーティング開催
10月 第2回世界俳句協会Zoomミーティング開催
2022年
2月 編著『世界俳句2022 第18号』(吟遊社)刊行
3月 歌よみ展出品(銀座、Gallery STAGE-1)
6月 ゴールデン・ハート国際賞をキルギスタンのワールド・ファンデーションより受ける
9月 俳人夏石番矢のパンデミック下でのたたかい~『世界俳句』を主導して展(姫路文学館、9月10日~10月10日)
9月~10月 「夏石番矢の俳句系アート」(ギャラリー ランズエンド、姫路市南八代町、9月23日~10月2日)
10月 後期歌よみ展出品(銀座、Gallery STAGE-1)
2023年
4月 編著『世界俳句2023 第19号』(吟遊社)刊行
2月 春の歌よみ展出品(銀座、Gallery STAGE-1)
10月 秋の歌よみ展出品(銀座、Gallery STAGE-1)
国際俳句季刊誌「吟遊」第100号(吟遊社)刊行
2024年
1月 月例句会 潤の会 顧問として出席(以下毎月)
2月 春の歌よみ展出品(銀座、Gallery STAGE-1)
3月 編著『世界俳句2024 第20号』(吟遊社)刊行
4月 第18回世界俳句協会日本総会を対面で再開
5月 日本英文学会第96回全国大会シンポジウム「Haiku as Wolrd Literature」パネリスト
9月 第11回世界俳句協会大会Zoomを主催
9月 明治大学法学部退職を定年前に決断
10月 秋の歌よみ展出品(銀座、Gallery STAGE-1)
12月 評論集『俳句は地球を駆けめぐる』(約370ページ、紅書房)刊行予定
2025年
1月 PREMIER STAGE展(銀座、Gallery STAGE-1)出品予定
1月 第1回令和俳人展(銀座、ギャラリーGK)出品予定
3月 春の歌よみ展出品(銀座、Gallery STAGE-1)予定
明治大学法学部を選択定年制による退職予定
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