江戸時代の焼き物 銀座の三希堂

1月17日(月)午後2時前、銀座2丁目の骨董屋、三希堂の前を通った。いい焼き物がショーウインドーの飾ってあった。

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江戸時代の伊万里焼の器。

こういうものは、使ってみるとよさがわかる。重さも手ごろだし、絵柄も見飽きない。現代の大量生産の焼き物は味気ない。

買いたかったが、我慢した。すでにもっと安い骨董の焼き物を使っている。

この焼き物を眺めていると、女性店主が声をかけてきた。

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本来は骨董屋なのだけれど、古着を扱っているとのこと。雛人形も置いてあったが、娘は嫁いでしまったので必要ないし、置き場所がないと、買えない言い訳をして、コロナ禍でも頑張るよう激励して去った。

短い時間の会話だったが後味は、さっぱりしていてよかった。

「三希」は、清の乾隆帝が入手した希少な三つの書に由来すると、帰宅してから知った。

銀座にいた数時間は温暖な晴天。雲ものどか。

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  銀座の雲も骨董の皿もつややか 夏石番矢

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