北池袋駅 2021年02月25日 俳句 電車 東京 東武東上線の北池袋駅は、いつも通過するだけの駅だった。しかし、この駅は、処女句集『猟常記』(1983年)の初版が売り切れ、新装版を出版する1986年、製本屋さんへ出版元の光家英夫氏に連れて行ってもらうとき降りた記憶があるが、その後ほとんど降りたことがない。あれから35年目、上り鈍行に居眠りして池袋駅到着に気づかず、目が覚めて下り列車になっているのにとまどい、あわててこの駅で降りた。東京ながら、どこか田舎じみた駅。 ひなびた東京の駅へいざなう居眠り 夏石番矢
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