「吟遊」第90号へ八木忠栄俳句 2021年02月20日 俳句 詩 雑誌 八木忠栄さんから、「鳴きに鳴け」20句が送られてきた。八木さんは、吟遊俳句賞2009(句集『身体論』、砂子屋書房、2008年)受賞者で、いまはどうでもいい紙屑になった「現代詩手帖」(思潮社)の元編集長。堤清二存命中の西武セゾンで劇場支配人としても、活躍。実は私の大学卒業前の就職活動は、セゾン系列の西友だけだった。いまの八木さんは、進行する病気とともにある。進行を防ぐためにリハビリに通っておられるとのこと。今回送られてきた八木さんの俳句は、むろん「吟遊」第90号(2021年4月末刊予定、吟遊社)に掲載させていただく。その内の一句。 鳴きに鳴け今年の蝉は鳴きに鳴け 八木忠栄リフレインが生きた俳句。心の叫びにもなっている。
この記事へのコメント