「吟遊」第90号へ八木忠栄俳句

八木忠栄さんから、「鳴きに鳴け」20句が送られてきた。八木さんは、吟遊俳句賞2009(句集『身体論』、砂子屋書房、2008年)受賞者で、いまはどうでもいい紙屑になった「現代詩手帖」(思潮社)の元編集長。堤清二存命中の西武セゾンで劇場支配人としても、活躍。

実は私の大学卒業前の就職活動は、セゾン系列の西友だけだった。

いまの八木さんは、進行する病気とともにある。進行を防ぐためにリハビリに通っておられるとのこと。

今回送られてきた八木さんの俳句は、むろん「吟遊」第90号(2021年4月末刊予定、吟遊社)に掲載させていただく。その内の一句。

 鳴きに鳴け今年の蝉は鳴きに鳴け 八木忠栄

リフレインが生きた俳句。心の叫びにもなっている。

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