散歩の小発見43 オリオン座と落書き

夜の散歩で、星座として最も目立つのは、オリオン座。私の技術では、なかなかうまく撮影できない。

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住宅地の甍の波から出たオリオン座がかすかに写る。

これを見ての帰路、ある民家の玄関前の道路に子供の落書き。

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ここにサイコロのような三つの白丸が描かれていた。あるいは、オリオン座の三ツ星にも似ている。

『古事記』などの日本神話にも、この三ツ星は登場する。神社にも祀られている。

  三つ指が三つ星を指し木の根ふゆ 夏石番矢

句集『神々のフーガ』(弘栄堂書店、1990年6月)

この俳句は、オリオン座の三ツ星を詠んだ一句。誰も謎解きをしてくれない。

この一句については触れていないが、次の共著に句集『神々のフーガ』についての私のエッセイ「海をまたぐインスピレーション
――『三国史記』『三国遺事』」が収録されている。

野間秀樹編『韓国・朝鮮の知を読む』(CUON、2014年)


参照
散歩の小発見42 亀の甲?
https://banyaarchives.seesaa.net/article/202012article_42.html

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