「吟遊」第89号(2021年1月20日発行予定、吟遊社)に、吟遊同人の乾佐伎さんが、「『猟常記』を読んで」を書いた。
ひさしぶりの夏石の処女句集論。お礼に彼女が文章で「子どもの第二次反抗期の比喩と捉えたい」と評した一句を書いた俳画を送った。
絵は岩絵の具数種と金箔を使った。
元気な燕を描いたつもりだが、これを「鴉」と言った人を叱った。
表
裏書
この一句の俳画を描く気になったのは、高柳重信が生前、唯一ほめてくれた俳句だったから。さらに1990年生まれの乾佐伎さんが注目して論評してくれたのがうれしかった。
燕を追い越した光は君か
燕を鴉と呼ぶ女叱る男さみしい 夏石番矢
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