『古事記』の黄泉の国までを論じる

オンライン授業は、人体の特定の部分だけを使うので、予想外のダメージが体に出るが、まとまった時間がとれるという利点もある。

そのおかげで、『古事記』についての比較文化ゼミのオンライン授業では動画をほとんど使わず、ゼミ生にレポートを提出させ、模範解答ではないが、私もWordで論考を書くということができる。

これまで19本論考を書き、黄泉の国までを論じることができた。そのため、右腕が痛くなるのはしかない。直近の3本はとくに大変だった。

黄泉の国神話には別の神話が重ねられている。『日本書紀』本文には黄泉の国は登場しない。その他、ようやく『古事記』読解の方法がわかりかけてきた。

「お俳句ごっこ」ではない俳句は、『古事記』の深層にもつながる。

 地面から火と死と未来を掘り出す右腕 夏石番矢

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