11月1日(日)は、いわゆる「大阪都」構想が、大阪市の有権者によって二度目に否決された日。前回よりやや反対票の割合が増えた。
反対票
2015年 50.38%
2020年 50.6%
私は前回、「大阪都」構想を理解していなかった。今回、知れば知るほど滅茶苦茶な謀略と確信した。
政令指定都市大阪市の多額な予算の数割を大阪府が奪い、しかも大阪市全体の政策は、区長や区議会はタッチできず、大阪市が消えるので府知事と府議会が決定し、大阪市民から自治権の大切な部分を奪うという、大阪市からの強奪を合法化しようとするのが趣旨。民主主義否定の謀略だ。
これを考え出した橋下徹は、とんでもない間抜けな策略家だ。これを見ぬけない大阪市民は馬鹿だ。
本来、圧倒的多数で否決されるべき愚策。「二重行政」は、都道府県と政令指定都市によって起こりうるが、それは政令指定都市の特別区への分割と格下げで解消すべきではない。別の方法を見つけるべき。
大阪市の大阪府からの独立だって、選択肢の一つ。これなら二重行政は消える。だだし、大阪市なしの大阪府は脆弱な自治体になる。
11月1日には、この住民投票とは別に、大阪府はたしかに東京都を超えた。何で超えたのか?
新型コロナウイルス新感染者数
11月1日
東京都:116名
大阪府:123名
こういうときに住民投票などするから、感染の危険性が増えて、こういう結果になる。維新のやっている政策がちぐはぐな証拠。
見えない王冠愚者は愚行を繰り返す 夏石番矢
参照
大阪市自爆テロではないか?
https://banyaarchives.seesaa.net/article/202010article_32.html
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