散歩の小発見33 キリシタン灯篭

散歩の途中、ある造園業者の庭先で見つけたキリシタン灯篭。

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織部灯篭とも呼ばれる種類だが、「竿」に特徴がある。

L h qを右に90度回転させて刻んであり、かすかに十字架型。さらに竿の下部にあいまいな人間の像。

L h qも、何の略号か諸説がある。

ヘブライ語であるとして、右から読み、母音を加えて、Qahal(宗教の集会)だとか、
FILIと判読して、神に捧ぐの意味とか、その他の説も。

東京の神田明神か湯島神社近くで、同じ種類のキリシタン灯篭を見たことがある。

今回見かけたのは、古くからのものではなく、新造品。富士見市近辺にキリシタンがいたわけではないだろう。

  もろびとこぞりてマスク石灯籠は十字架 夏石番矢


参照
散歩の小発見32 松の幹
https://banyaarchives.seesaa.net/article/202010article_24.html

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