散歩の小発見19 芙蓉の花

8月17日(月)昼頃、自宅近くの小学校に植えられた木が、歩道へ枝をせり出して花開いていた。

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芙蓉の花。学名はHibiscus mutabilisで、アオイ科フヨウ属の落葉低木。このところの猛暑をものともせず、涼し気に清らかに開花している。相生市の実家の庭に植えたことがあるが、虫がよく付いて葉や花を食べられて、いささかくやしい思いをした経験がよみがえる。いま見た小学校の芙蓉は、虫もおらず純真無垢な姿。

炎暑のさなか、散歩のためだけに外出したわけではない。池袋北口の池袋元力堂へ施術してもらいに鶴瀬駅へ歩いている途中のこと。最近、コロナ禍と猛暑でうれしいことがない日々を送っているなか、ひととき心が洗われた。

こののち池袋で熱いお灸でうなり声をあげた。

  炎熱地獄の入口に大輪の芙蓉 夏石番矢

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