
娘が2009年から乗っていたもので、かつてはわが家の庭に置かれていた。市内のアパートに引っ越しても使っていた。娘の不調時代も、使っていた。ときどき、鶴瀬駅前の駐輪場やアパートの前にこの自転車があるかないかを確認して、さまざまな思いを抱いた。
約10年にわたり娘が使用した自転車は、いま古巣でひととき休息している。
私も妻も、自転車に乗らないので、廃棄処分となる。12月20日に業者が引き取りに来てくれる。それまで毎日、この自転車を見るのが、お別れの儀式。
あの十年飾る自転車の二輪の停止 夏石番矢
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あの十年
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Fujimi