二人の俳人の逝去

新興俳句系の最後の存命俳人の伊丹三樹彦(いたみみきひこ)さんと、自由律俳人の来空(らいくう)さんのお二人が、同じ2019年9月21日に他界された。

これを知ったのが、ここ数日。秋のお彼岸に亡くなられたのは、逝去の日としては、お見事としか言いようがない。私は第10回世界俳句協会大会を終えて、ダウンしていた日。

ご冥福をお祈りしたい。とくに伊丹さんとは、再晩年お電話などで親しくさせていただいた。世界俳句協会の名誉会員にもなっていただいた。

俳号の、伊丹も三樹(三木)も、兵庫県の地名に由来し、兵庫生まれの私にとってもなじみぶかい。

  ふるさとの三本の木に星沈む  夏石番矢

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