ポルトガルの現代小説に俳句

元ポルトガルペンクラブ会長で、世界俳句協会名誉会員のカジミーロ・ド・ブリトーさんから送られてきた小説、

UMA LÁGRIMA QUE CEGA (RAZÕES POÉTICAS, 2018)

RAZÕES POÉTICAS
http://razoespoeticas-artes.blogspot.com/

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日本語に訳せば、『まばゆい涙』に、俳句が1句登場する。

Levanto-me. Caminho!
Não sabia que os mortos
podiam andar.

私は立ち上がる。道!
死者が歩くこと
知らなかった

こういう超季の俳句。第16章の最後にこの1句が置かれている。

作者の愛人でレバノン詩人ヒアンや、奈良や薬師寺が登場する章。これは事実に基づいた章で、2003年天理開催の第2回世界俳句協会大会に、国際交流基金の助成金でド・ブリトーに参加してもらい、その後数日、私は彼を奈良に案内した。この体験がベースになっている。

第2回世界俳句協会大会
http://www.worldhaiku.net/news_files/whac2/whac2.htm

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