銀座のギャラリー飛鳥で、
紅山文化展
を観た。
この画廊のオーナー、永田雅之さんのお話は、日本のアカデミズムにはない、実体観と視野の広大さがある。
紅山文化は、日本の縄文時代と同じ時期、いまの内モンゴルに栄えた文化で、むしろ縄文文化に先行するのではないかと思える。
紅山文化
https://ja.wikipedia.org/wiki/紅山文化
縄文では土器であるものが、玉(ぎょく=翡翠)で作られている。上は男のシャーマンか。縄文の遮光器土偶に似ている。
手に持っているのは、楽器だろうか?
この玉製品は、蛇であり、ピラミッドであり、てっぺんに太陽が彫ってある。この四角は、「天円地方」の四角い大地を象徴するようだ。
そして驚いたのが、石の土蜘蛛。とにかく大きくて、重い。南米を連想させるし、日本の先住民「土蜘蛛」にもつながる。
太陽などの天体を彫った玉の板もある。岡本太郎の≪太陽の塔》を連想させる。
恐ろしいのは、隕鉄でできた髑髏。呪詛に使ったのだろう。
下の玉製品に対して、私はある解釈を持っているが、これはここでは書かないことにする。
手のひらのように見えるが、違うだろう。
七つ星からわれらの胸へ手が届く 夏石番矢
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ギャラリー飛鳥 紅山文化展2
Excerpt: 紅山文化については、内モンゴル赤峰市近辺で、日本の縄文文化とほぼ同時期に栄えたらしい、ぐらい私には理解できる。
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2019-03-18 13:20
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