赤間硯などで「未来より」色紙を書く

東武百貨店池袋店8F催事場開催の、

伝統的工芸品展
WAZA2019

の最終日2月26日(火)夜、赤間硯を買う。宇部市の日枝陽一さん作。

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和歌山県田辺市の紀州松煙墨作りの堀池雅夫さんも同会場にいらして、すでに墨を使っていることを告げる。堀池さんから白い墨を購入。

この白い墨とラピスラズリの粉で、滝を淡く描く。

そして、数寄和大津で作ってもらったリスのしっぽの毛の筆を取り出し、わが1句、

  未来より滝を吹き割る風来たる  番矢

をしたためる。

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硯は磨りやすい。赤間石は、泥岩の間に石英が挟まっていて、これが墨を削りやすくしている。

硯、墨、筆、落款、そして画仙紙の色紙の協奏があって、上のような作ができた。

  泥と泥の間の石碑青空削る  夏石番矢

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