インドのCyberwit.net社から、鎌倉佐弓の英訳俳句を英語で論じた本が出版された。
ニューヨーク在住の女性詩人、Mary Barnetによる44ページの単行本。Barnetさんは、写真ではモナリザに似ている。両親が芸術家。
HAIKU MEETS THE 21ST CENTURY: THE HAIKU OF SAYUMI KAMAKURA (Cyberwiit.net, India, 2018)
https://www.cyberwit.net/publications/1125
上のURLからPayPalやクレジットカードで購入できる。1冊12米ドル(送料込み)。
INTRODUCTION
HAIKU
BIOGRAPHY
IN DEFENSE OF THE ANCIENT TRADITION OF HAIKU
CRITIQUE :
LOVE POEMS
これら6章から構成され、次の2つが続く。
ADDENDUM/SAYUMI KAMAKURA'S MAIN PUBLICATIONS
BIBLIOGRAPHY
LOVE POEMSの章では、こう書かれている。
Kamakura's haiku give us a sudden undrstanding of immediate clarity and joy. She writes from an almost indescribable secret that represents the condition of humankind.
和訳してみる。
鎌倉の俳句は、明るさと喜びについての突然の理解を私たちに与えてくれる。彼女は人類の条件をあらわすほとんど表現できない秘密から書いている。
鎌倉佐弓は、江戸時代の加賀千代女の次に、国際的に評価された日本の女性俳人となった。
日本国内の旧俳壇は、まったく無意味である。せいぜい夏井いつきの俳句お遊びが関の山。後世に残る俳句が一句も生まれていない。
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