古事記、日本書紀、旧事紀などを読んでも、日本の古代はすっきりと理解できない。
このところ、このブログ記事に古事記ノートが書けないのはそのため。
これは、多数あった古伝書や口承神話などの切り張りや改変をへて、上記の文献が成立しているからだと考えるほかない。
日向神話にしても、天孫降臨は、「韓国」に向き合った北部九州が舞台のはずが、いつのまにか南部九州が舞台へと変わる。これなどは、切り張りの不自然さが出た例の一つ。
他の地域もそうだが、古代文化の栄えた九州や出雲の矮小化が行われているのもたしかだろう。
海から来て海へ去った神々と虚栄 夏石番矢
参照
古事記ノート(29) 羽根、網などの等式
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201804article_29.html
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