縄文の翡翠

かつて翡翠文化圏があった。日本列島、中国、モンゴル、ニュージーランド、中南米、ベトナムといった環太平洋の文化圏。

日本では、新潟県産出の翡翠が、縄文時代から貴重な石として、呪具や装飾品として使われた。

『古事記』などの、アメノヌボコの「ヌ」は翡翠との説もある。

上野の国立博物館の「特別展 縄文―1万年の美の鼓動」では、翡翠のペンダントヘッドが展示されていた。新潟県南部の姫川流域産の翡翠で、栃木県大田原市出土。

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  日へ掲ぐ翡翠の玉は母の泉

  森の奥の泉へ導く翡翠の玉  夏石番矢


参照
退院後はじめて銀座と上野へ
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201808article_23.html

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縄文共同体の祭
Excerpt: 東京・上野の国立博物館の「特別展 縄文―1万年の美の鼓動」では、大型土器が圧倒的な存在感を放って、数多く展示されていた。
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2018-08-13 06:09