作家M・S君の衰弱ぶり

入院中は、自宅では見ない、いや地デジにしなかったので見れないTVを、地デジとBSで観た。

BSテレビ朝日だったか、隠れキリシタンを長崎の島々を巡って取材した番組で、ごま塩の頭髪と髭の男がレポートしていた。かなり平凡な説明。

誰だろうか、もしかして小説家M・S君ではないか、いやこんなに冴えない凡庸な風貌ではないはず、などと思いながら観ていたが、字幕が出てやはりM・S君だった。

いささか驚く。なんとも冴えない老化が彼の全身に顕著だった。もともと無内容な男だったので、地金が出たのだろう。

下手な小説を書き続け、女遊びもしたらしいが、それがいい持ち味になっていない。

その番組は退屈なので、途中でスイッチを切った。

彼とは30代に付き合いがあり、彼の結婚式に出席した。そのころ、彼は養老孟東大医学部教授と本などを出版し、結婚式では最上席だった。

  殉教の島々巡るごま塩凡夫  夏石番矢

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック