離宮八幡宮

2018年3月25日(日)午前、JR京都線の山崎駅で初めて下車。京阪間のやや京都寄りにある山崎の地を、一度歩いてみたかったのが、ようやくかなった。

駅を出て右手近くにある、離宮八幡宮をはじめて訪ねる。

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小さいながらも雅びの濃厚な神社。

離宮八幡宮
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A2%E5%AE%AE%E5%85%AB%E5%B9%A1%E5%AE%AE

境内の桜
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八幡と名が付くのは、九州の宇佐神宮から八幡神を分霊したため。 石清水八幡宮の元宮。

拝殿
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神紋は八幡神のそれではない。

八幡神についてはここでは、深入りせず、このあたりに元来祀られていたのは、次の神。

酒解(さかとけ)の神。

この神と同神ともされるのがオオヤマツミ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%9F

三島鴨神社の主祭神と同じ。

三島鴨神社
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201804article_12.html

百済から渡来したオオヤマツミ=ワタシ=サカトケ(酒解)の神。はたしてこの図式が正当化どうか?

酒解神は、近くの山頂に自玉手祭来酒解神社(たまでよりまつりきたるさかとけじんじゃ)に祀られていて、この「玉手」とは一体どういう土地をさすのだろうか?

大阪府の柏原市の玉手だろうか? ここには古墳群がある。

日本の古代は一筋縄ではゆかない。

  海から岸また海から岸の神は顔なし  夏石番矢

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