溝咋神社

2018年3月24日(土)午前、茨木市五十鈴町の、

溝咋神社(みぞくいじんじゃ)

を訪れる。






しずかな住宅街のなかにひっそりと、きよらかに存在する神社。

花崗岩の鳥居に「溝咋神社」の扁額が架けられ、そこから民家に挟まれた参道が北へ続く。

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溝=水路
咋→杭

で、瀬戸内海、淀川、安威川などの海水、淡水の入り混じる一帯の、灌漑、護岸、治水を司る神たち。

正殿には、媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ、神武の正妃)、とその母の溝咋玉櫛媛(みぞくいたまくしひめ)、相殿には父の三島溝咋耳(みしまみぞくいみみ)などが祀られている。

境内の向かって左に池があり、かつてこのあたりが広い低湿地であり、ときに淡水や海水に浸された歴史を語っているように感じられた。

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  杭を打つ万本打てば水の都  夏石番矢

拝殿の神紋の桜は、とくに溝や杭とは関係ない。

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