『山頭火意外伝』の著者井上智重さんと長電話

固定電話を持っていない人が多いなか、『山頭火意外伝』(熊本日日新聞社、2017年)著者で、熊本市在住の井上智重さんと長電話する。

熊本時代の山頭火を、元新聞記者の情報収集力で解明した井上さんは、これまでの山頭火像とは違う山頭火についての資料とイメージをお持ちで、勉強させていただいた。

大山澄太、村上護らの山頭火像は、捏造に近い。これが流布されている。またさらに、これを元に奇妙な山頭火像が海外へ広まっている。

俳句が隆盛であっても、こういう基本情報が出鱈目では困る。

  山頭火は不知火(しらぬい)うしろ姿さえ見えず  夏石番矢

私のこのブロウBan'yaの記事は、

成日時 : 2006/10/14 22:53
村上護「季のうた」
https://banyaarchives.seesaa.net/article/200610article_1.html

から始まっているが、夏石の俳句について何も書いていない。村上護は俳句がまったく理解できない人だったのではないか?


参照
同じ日に『山頭火意外伝』2冊
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201712article_20.html

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