思潮社の本を置いている店は消えてゆく

思潮社の本をたくさん置いている書店や古本屋は、必ず消えてゆきます。

東京や地方都市で、こういう光景を何度も目にしました。なぜでしょうか?

  黴をばらまく出版社黒い心臓  夏石番矢

以下は、夏石番矢の体験。ご参考まで。

思潮社は、2005年イタリア文化会館開催の、日欧現代詩フェスティバルin東京のシンポジウムでの海外詩人の発言を、著者に校正も見せず、了解も取らずに、誌面掲載するという、非常識な犯罪行為を夏石が咎めたら、それ以来、私へのしっぺ返しをし続けています。

こういう犯罪行為をそれまで咎められたことがないとは、詩人たちや、日本の出版界は、国際的常識がないのでしょう。

日欧現代詩フェスティバルin東京の会場入口での、経営者一族小田某の、傍若無人な態度は、海外詩人の前で国辱もので、私は注意しました。

他社を押しのけ、思潮社の本ばかり、並べようとしたので叱りました。国際詩祭を理解していません。また、思潮社から出した私の著書は、持ってきてくれませんでした。

国際的エチケットのかけらもないということです。ヤクザ以下です。

ちなみに、思潮社の本は、日欧現代詩フェスティバルin東京ではほとんど売れていませんでした。あたりまえです。紙屑ですから。

この出版社の狭量は、かつて池袋西武百貨店にあったぽえむ・ぱろうるで、末期には自社の本しか置かなくなり、さらに客層が激減し、閉店となったことにも表れています。

まともな戦略がなく、じり貧になることしかできないのでしょう。

また、2008年明治大学を会場に、私が責任者として開催した、第1回東京ポエトリー・フェスティバルを、「認めない」という噂を、思潮社編集部サイドから流されました。それを、関西の詩人から聞きました。私は日本の詩歌全体のために、体調も悪いとき、赤字も覚悟で運営しました。

また、この出版社の刊行物に掲載された海外詩の和訳は、問題にならないほどひどいものです。

まったくいいところがありません。

度量が狭く、能力もなく、理想の低い出版社は、必要ありません。

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