インド版の夏石番矢句集『ブラックカード』、
Black Card (English, Spanish and Japanese Edition)
https://www.cyberwit.net/publications/554
の英文評、Usha Kishoreさんによるものだが、とても感動した。インド系英国人。日本人の評は、批判的であってもかまわないのだが、突っ込みが浅い、共感が浅い、批判も浅い、評者の一人芝居という印象がぬぐえない。
ある種のかまえ、ためらい、あるいは鈍さ、あるいは中途半端な自意識があるのだろう。そいうところから、抜け出した批評が一流のもの。
東大大学院の後輩、小谷野敦などは、句集『右目の白夜』評を「吟遊」誌に執筆承諾しておきながら、書けなかったのを、自分の非力とは認めず、奇妙な八つ当たりをした。やはり、誰からも「もてない男」、地獄においても「もてない男」だろう。
迷惑でもあり、残念でもある。
この英文『ブラックカード』評は、
インドのサイバーウィット・ネット社刊行の『夏石番矢の夢幻世界 選句集の集中的研究』に収録される。
インドでもてず地獄でもてない男はカード 夏石番矢
参照
『夏石番矢の夢幻世界 選句集の集中的研究』まもなく刊行!!!
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201610article_5.html
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