高柳重信や三橋敏雄が生きていたころ、よくこう聞かされた。約40年前だろう。
乙字楸邨からっぺた
これは大須賀乙字、加藤楸邨自身の俳句がへたくそであり、その弟子筋もへたであることを断言した、新興俳句系の俳人たちの共通認識。
楸邨の弟子筋は、金子兜太、森澄雄など。
乙字の弟子筋は、金尾梅の門、その弟子角川源義、またその孫弟子角川春樹など。
こういう人たちが、からっぺただとの認識が忘れられたいまは、どういう時代なのだろう。
忘備のために、ここに記事として残したい。
木枯らしや乙字楸邨からっぺた 夏石番矢
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