ワカタケルではない

さきたま古墳群、稲荷山古墳から出土した、金錯銘鉄剣の裏側に刻まれている大王の名、

獲加多支鹵

は、ワカタケル

では決してない。

9月21日(水)午後の、M大H学部のゼミ(比較文化 古事記)で、、この理由を述べたい。大野晋という国語学者も、その他の考古学者も、でたらめをまき散らしてきたことに改めて気づく。藤村新とどっこいどっこい。

ワカタシロ

あるいは、

ワカタシル

と音読すべき。むろん、架空の雄略天皇などではない。この漢字選びは、かなり考えた結果。

若田=新田

の支配者であり、朝鮮半島南部の、加羅(伽耶)の大王である。

  わが名を読めぬ犬ども沼の蓮を見よ  夏石番矢


参照
さきたま古墳群を訪れる
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201609article_7.html

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