イブン・バットゥータ『大旅行記3』

イブン・バットゥータ著、イブン・ジュザイイ編、家島彦一訳注『大旅行記3』(東洋文庫、平凡社、1998年)を読む。

散漫な読み方なので、散漫な印象しかない。

北イラク、南アラビア、東アラビア、アナトリア(トルコ)の旅の記録。

イブン・バットゥータの記憶違いか、アナトリアでは、エルズルムから突然はるか西のビルキーへと話が飛ぶ。

これは空飛ぶ絨毯でもなければありえない。

ビルキーでは、スルタンに天から落ちてきた石を見せられる。

光沢のある一個の黒石で、鉄槌で叩いても傷が付かない。超ハードな隕石。

  旅人よ黒い隕石光るのみ  夏石番矢


参照
イブン・バットゥータ『大旅行記2』
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201606article_7.html

イブン・バットゥータ『大旅行記1』
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201606article_2.html

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