アベノミクスという幻影が消えて、日本経済は下り坂を転げ落ち始めた。世界経済も同様の下り坂。
「成長」妄想から解放され、その反対の「退行」がすべてを支配する時代。これまでの考え方の根本原理を転換しなければならない。
戦後日本の場合では、経済が成長しても、人間は孤立し、尊大になり、愚鈍になり、そして理想を失なっただけだった。
「退行」は、老化と劣化を伴うが、生きることが切実になることでもある。
喜びと幸福は、どんな貧乏な暮らしの中にもある。
黒い心臓縮まりながら透きとおる 夏石番矢
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