日独俳句シンポジウム その2

1994年9月17日、ケルン日本文化会館で行われた、夏石の講演原稿。ファックスで同会館へ送った。

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夏石の原稿記載の日付が違っているが、予定が変更された。現地17日、講演直前の緊張状態の写真。宿泊したホテル、Holiday Inn Crowne Plaza Kolnのロビーで。向かって右から2人目が夏石番矢。他の人たちは消えてしまった。

21年前の日本の老人は、ひまと金があったが、いまは……

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このシンポジウムから、ヨーロッパにおける俳句創作が本格化した。ただし、ドイツ語には、文法的な制約が強く、すぐれたドイツ語俳句は生まれなかったようだ。現在、ドイツ人やオーストリア人で英語俳句を書いている人もいるが、ほとんど米国俳句模倣で、表面的。

こういうことを知らないで、前EU大統領が俳句らしきものを作って自慢しているとしたら、それは愚行。ヨーロッパの傲慢と無知。


参照
日独俳句シンポジウム その1
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201506article_15.html

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