勝俣隆『星座で読み解く日本神話』を読む

勝俣隆『星座で読み解く日本神話』(あじあブックス、大修館書店、2000年)を読む。M大学H学部のゼミのため。

住吉三神=オリオン座の三ツ星
天香香背男=金星

は、妥当だろう。

猿田彦=畢星
天鈿女=オリオン座
天八衢=昴

など、なかなか大胆な推論ながら、まじめな筆運び。

「八衢」(やちまた)を、水平方向の分岐点と私などは考えていたが、天から地へ出る多数の穴としての群星=昴と、著者はとらえた。

星は天の穴で「筒」とも。

「俳句界」2015年1月号雑詠で、「天の川」を「神の褌」と表現した俳句を特選三句の一つに推奨した。北海道在住の投句者の作。

しかし、私の通常の生活では、銀河はむろんのこと、星などほとんど見られない。

  天の筒から何落ちようと難聴者

  星の末裔電車で居眠り秋の東京  夏石番矢

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