11月26日(水)一日小雨。午前は銀座で鍼通電治療、午後の授業の前に、神田錦町の天理ギャラリーで、
古代東アジアの漆芸――東洋の美
を観る。
カタログ表紙の写真は、中国・戦国時代の耳杯。
観客は私一人。受付の人はひまをもてあましていたらしく、いろいろ教えてくれる。
中国の戦国・漢時代の漆食器は、戦争の野営のためのもの。割れず軽いから。ただし、かなりの貴重品だった。
日本の縄文時代の漆には戦争の影がなく、平和だったとも想像する。
漆の杯野で飲み干すは最後の喜び 夏石番矢
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