「ハノイ市におけるベトナム語俳句クラブの形成及び発展」の要約

「ハノイ市におけるベトナム語俳句クラブの形成及び発展」の要約

実に20世紀からベトナム、特に南ベトナムでは俳句を知り、ベトナム語で三行詩を作ってみたり、日本の俳句を翻訳したりした数人がいた。しかし一般的な人々は感心しなかった。けれども7年前から俳句を愛するベトナムの人々は増えている。

1.21世紀の初めごろに組織的に、ベトナム語俳句クラブの成立

急速に俳句をベトナムへの発展を進める要素は、ベトナムのホーチミン市に駐在する日本の総領事館とホーチミン市にあるトイオ・チェー新聞社との共催をした2007年の第一回目の「越日俳句コンテスト」の事件といえる。それから通例になって、2年おきに一回の同コンテストを開催し、2013年には第4回目のコンテストが開催された。
ちょうど2007年6月24日にホーチミン市のベトナム語俳句クラブを成立された。日本の俳句が大好きになったルードック・チュン(LUU DUC TRUNG)教授がこのクラブの主任でした。
第一回目の偶然に参加したレー・テイビンは日本語の俳句の3等賞を貰ったので、チュン教授の分担で、ハノイを含む北ベトナムの俳人グループを担当するようにした。後、デイン・ニャットハインを初めとするハノイ市の他の詩のクラブに出会って、2009年5月20日にハノイ市における俳句のメンバーと一緒にハノイ市におけるベトナム語俳句クラブを形成した。最初はこのグループはホーチミン市ベトナム語俳句クラブの一部分で、初めの9人から現在、ハノイ市ベトナム語俳句クラブは40人のメンバーに発展してきている。実に、ベトナムの詩の中に和する過程で、2010年から越日友好の活動に積極に参加しながら発展してきた。
現在、このハノイ市におけるベトナム語俳句クラブはハノイ市越日友好協会の支部となっている。当クラブの内部雑誌も毎年2回に発行している。クラブのメンバーたちも個人や数人で作ったベトナム語俳句集やベトナムの詩とベトナム語俳句と一緒になった詩集を発行したことが多い。日本の有名な俳人の俳句を翻訳して参考にすることもやっている。
2012年2月に、偶然に日本の世界俳句協会の理事長夏石番矢にハノイの文廟で出会いました。それから当クラブの20人が日本の世界俳句協会に加入しました。今年は3年目となった。
そして、第一回目の越日俳句懇談会を開催することになった。これも日本の世界俳句協会理事長のアイデアから出発しました。ちょうどベトナムの俳人もその要望を持っているからです。
今回、その発想も、ハノイ市諸国友好連合会とハノイ市越日友好協会から積極的に応援され、今年の9月13日に第一回目の越日俳句懇談会を開催するようになる。

2. 2015年からのハノイ市ベトナム語俳句クラブの発展を目指す方向:

1.定期会合(2ヶ月一回)の専門の品質をあげる。
2.ハノイ俳句の内部雑誌の品質を上げ、最初の模索のことからもっと深く日本の俳句を研究して、進んで本格的ベトナム語の俳句雑誌を出版する。
3.日本の古典の有名な俳人、松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶、松岡子規などの事業と俳句を系統的に翻訳して広くする。
4.ハノイの小学校から、大學までの若者に俳句のことを宣伝するために努力する。
5.越日友好協会の活動を経由して、日本の世界俳句協会に組んで、日本と他の国の俳人との交流をする。
6.越日友好協会の活動に積極的に参加する。

ハノイ市越日友好協会の支部、ハノイ市ベトナム語俳句クラブ
(ハノイ市第一回目の越日俳句懇談会の紀要)

和訳者:レー・テイビン(LE THI BINH) ハノイ俳句クラブ会員 
補訳:夏石番矢(BAN'YA NATSUISHI)

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ベトナムの新聞「文芸」2014年9月20日付けに記事
Excerpt: ベトナムの新聞「Văn nghệ」(文芸)2014年9月20日付け(通巻2848号)に夏石番矢講演原稿のベトナム語版「ハノイと世界俳句」。
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2014-10-25 19:17