『俳壇年鑑2014版』への1句

『俳壇年鑑2014版』(本阿弥書店、2014年4月)への2013年自選1句に、次の俳句を選んだ。

  星も人も高速スピン氷の首都  夏石番矢

昨年末から、フィギュアスケートのファンになり、とくに羽生結弦の演技を見て生まれた俳句。

「氷の首都」には、暗い時勢も反映しているが、「星も人も高速スピン」する幻想的な光景を詠んだ。

この句は、このブログ記事で生まれ、「しんぶん赤旗」に掲載され、「吟遊」第58号には英訳とともに掲載され、インドの雑誌Taj Mahal Reviewには英語だけで登場し、この句を含む俳句でSarah and Moise Russo Poetry Awardを受賞した。

『俳壇年鑑2014版』は俳句の1年の締めくくりをする出版。フィギュアスケートの1年の締めくくりとソチ五輪出場選考のための全日本選手権大会が今週末、さいたまアリーナで開催される。


参照
羽生結弦の優雅さ
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201212article_26.html

「しんぶん赤旗」に「氷の首都」5句
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201302article_22.html

「吟遊」第58号発送
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201304article_31.html

Sarah and Moise Russo Poetry Awardをもらう!
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201309article_9.html

この記事へのコメント

  • 花田

    こんばんは。自分の俳句を堂々と示す夏石先生の態度は勉強になります。自分を捨てるのは「謙虚」ではなく「逃げ」と考え始めました。
    2013年12月20日 21:13
  • Fujimi

    日本人の謙虚さの裏には、凄まじいわがままや幼稚さが存在すること、いやというほど経験してきました。ほんとうの謙虚さはまれです。
    2013年12月21日 13:55

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