英訳者との再会

6月29日(土)午後7時から、南青山のKimono Wine Bar and Grillで、NY在住の女性詩人Nada Gordonさんの来日記念朗読会があった。南青山はやや放射線量が高い。戸外は毎時0.14マイクロSV。室内は下がる。

Nadaさんの詩には、自然で変化に富む音楽性がある。

Nadaさんには、『世界俳句2013 第9号』と『ターコイズ・ミルク』にサインしてプレゼント。

ところで、朗読会を企画したのはエリック・セランドだが、会場一番乗りの男がいた。大柄でおだやかそうな白人。見覚えがあるが、思い出せない。名前を聞くとPaul Rossiter。

ポールとは、1991年に夏石の俳句の英訳を一緒に作成した。それが"Poetry Tokyo No. 6"に掲載されている。

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それからたぶん会っていないので、22年ぶりの再会。ポールは、東大駒場キャンパスで非常勤講師を今年引退したとのこと。もっとイケメン系のイギリス人だという記憶があるが、お互い年を取り、太った。

ポールも詩人で、詩集をもらった。"THE PAINTING STICK" (Pine Wave Press, Sendai, Japan, 2005)

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連作短詩の1篇


a little before

the Death of Oliver
Protector
a Whale came into the River Thames
and was taken at Greenwich

'tis said Oliver
was troubled at it


主賓のNadaさんの詩については、後日。

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