1984年、坪内稔典、宇多喜代子の2人を選考委員とする第1回椎の木賞を、私はもらった。第1評論集『俳句のポエティック 戦後俳句作品論』(静地社、1984年)に対してだったと記憶する。第2回以降続かなかった賞で、そういう点では貴重。
屋根裏部屋を整理していたら、この賞の賞金袋が出てきた。坪内稔典が揮毫したもの。残念なことに黴が生えている。
賞金は10万円と、袋のうしろにやはり同じ筆跡で墨書されている。
あれから、29年が経過した。
俳句の批評は少しも向上せず、低迷している。
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夏石番矢受賞歴
Excerpt: 1980年 俳句雑誌「俳句評論」昭和54年度年間推薦作家
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2015-05-29 23:42
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