「天皇」として記されるのは、神武と天武のみ。元明、仁徳は、「皇帝」として、応神は無称号でこの漢文に埋め込まれている。これは単なる文飾や偶然ではないだろう。
古代中国では、「天皇」は北極星を指し、「皇帝」よりはるか上位の存在。
神武と天武は、新王朝樹立者として、「天皇」という称号を、この漢文では与えられている。
天皇が皇帝指さし彗星の雨 夏石番矢
参照
古事記ノート(22) 葦と鉄と鈴と稲
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201301article_23.html
『古事記』ノート(1) 革命者としての天武天皇
https://banyaarchives.seesaa.net/article/200805article_11.html
この記事へのコメント
獅子鮟鱇
光宅:684年
古事記:712年
天皇という称号、則天武后のつれあい高宗が称していたとのこと。
Fujimi