12月2日(日)午後、埼玉県立近代美術館のミュージアム・コンサート「川嶋哲郎~飛翔する響き」ゲスト出演完了!!!
12月2日埼玉県立近代美術館のコンサート
https://banyaarchives.seesaa.net/article/201211article_31.html
初顔合わせの川嶋哲郎さんとは、JR北浦和駅のプラットホームで出会う。同じ電車で到着した。美術館まで一緒に歩きながら、当初フルート演奏とのコラボを予定していたのを、ソプラノ・サックスとのコラボに変更。
2回コンサートがあり、最初は「燃える首都」から、2回目は「津波と原子炉」から朗読。いずれも第14句集『ブラックカード』収録俳句。1冊この句集、会場で売れる。終了後、私の俳句朗読をほめてくれた子供連れのお母さん。
川嶋哲郎のソプラノ・サックスによる即興演奏。音域の広い、芯にあたたかさのあるミュージシャン。イスラエルとイエス・キリストを詠んだ「燃える首都」、2011年の東日本大地震と福島原発事故を詠んだ「津波と原子炉」、いずれも重たくシリアスな俳句。これに川嶋さんは、とてもよく変幻自在に対応する演奏をしてくれ、終演後気持ちがいい。
コラボ朗読の最後に、次の即興句を朗読。
冬の森嘘に気付いた人々集まる 夏石番矢
「津波と原子炉」は、来年春先あたり、被災地の東北で朗読してみたい。鎮魂と励ましのために。
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