星野英紀『巡礼』を読む

姫路・神戸から帰宅して、風邪で全身がだるい。外出せず、布団に入りながら読書。これまで読んでいなかった、星野英紀『巡礼』(講談社現代新書、1981年)を読んだ。すでに絶版になっているだろう1冊。

巡礼が巡礼を経験した人間に何をもたらすのか? ここのところが、突っ込み不足。

より包括的な世界観が、巡礼によって生まれることがあるはず。

『地球巡礼』(立風書房、1998年)という句集を出版し、この句集のスロヴェニア版、イタリア版が世に出た著者としても、「巡礼」は、知識の上の絵空事ではなく、現在ただ今の課題でもある。

  闇深し彗星仰ぐ巡礼ここにも  夏石番矢














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