9月4日(金)午後4時半~7時半、野田市宮崎の鳴弦文庫で「俳句朗読の夕べ」、成功裡に完了! 観客席は、軸俳句会のみなさんを中心に約30名で、満員。
9月4日(金)鳴弦文庫で「俳句朗読の夕べ」
https://banyaarchives.seesaa.net/article/200908article_18.html
タウン誌、月刊「とも」編集人、劇団主宰者、梅田宏さんの飛び入り参加があり、河合凱夫の遺作俳句の朗読で口火を切る。梅田さんは、小説や劇の朗読はベテラン。俳句朗読ははじめてだが、骨太な凱夫俳句を本格的発声で読む。
ここで終らじ風の出口の菱の花 河合凱夫
秋尾敏さんは「軸」2009年9月号の最新作、
消滅に意味があるはず太い虹 秋尾 敏
など朗読。
鎌倉佐弓は『走れば春』の朗読。
ポストまで歩けば二分走れば春 鎌倉佐弓
両者の俳句朗読に、面白みが増してきた。
すべて俳句朗読は、須田千香良さんのチェロとのコラボレーション。
夏石は、
『空飛ぶ法王』(こおろ社、2008年)からの句を日英で、
『地球巡礼』(アルバリブリ、イタリア、2007年)の「アメリカのむこう」を日英伊で、
近刊『迷路のヴィルニュス』(七月堂、2009年)からの句を日英と、3句ばかり日英にリトアニア語を付けて、
約20分間朗読。
雨のヴィルニュス海の絵が売れ残る 夏石番矢
軸同人、中村武男、山崎政江、樽谷俊彦の3方も、俳句朗読で応えてくれる。山崎さんは、真面目な句に続く最後の句で、観客を笑わせる。
須田さんの遊び心あるチェロ演奏は、それぞれの作者のそれぞれの俳句をひきたててくれる。夏石の「アメリカのむこう」の前奏として、米国国歌がアドリブで入ったり、変幻自在!!!
夕食は、野田市のイタリア料理店「コモエスタ」で、野田の醤油を使ったピザ、パスタ、ジェラートなど堪能する。赤ワインを3杯。
1年に1回は、鳴弦文庫で俳句朗読を今後も続けてゆきたい。
帰路は、大宮まで、須田千香良さんと一緒。帰宅後、風呂に入らず、熟睡。
来週、9月12日(土)は、与野で、俳句朗読。秋尾、鎌倉、夏石、須田に、八木忠栄さん、丹下尤子さんが加わる。
9月12日(土)丹下尤子句集出版記念 リトアニア詩祭記念 俳句と詩の朗読会
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丹下尤子句集出版記念 リトアニア詩祭記念 俳句と詩の朗読会完了!
Excerpt: 9月12日午後五時半~7時過ぎまで、さいたま市浦和区上木崎の、カフェギャラリー「シャイン」で、
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2009-09-12 23:27
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