横書き俳句は認めない!?

角川学芸出版に群がっている、俳句亡者のなかの一人に、M・Oがいる。彼はY文学賞の受賞者で、最近、

横書き俳句は認めない!

と、まだ中年なのに、奇妙なうわごとを、ある場所で叫んだそうだ。活字にもしたのだろうか?
私はとくに彼には関心がない。消えてゆくあぶくの一人だからである。

けれども、そのM・Oは、ブログやサイトの横書きの俳句、横文字の俳句を否定したらしいが、もしこれがほんとうならば、なんとまあ勇気のある男だろうか。

ブロッガーの皆さんは、黙っていますか?

    横書きに押しつぶされる丸坊主  夏石番矢

この記事へのコメント

  • 獅子鮟鱇こと石倉秀樹

    縦か横かは読者にとっては、出版で読むかネットで読むかという問題。そして、俳句については、出版は選者と編集者の俳句センスを読むことでもある。
     縦派が見落としがちなのが、ネットの読者のリテラシー。今の時代、ネットの読者のリテラシーを馬鹿にしてはいけない。彼らの眼は肥えています。出版の選者と編集者の俳句センスに頼らずとも、自力で俳句を賞味できる。そして、出版の選者と編集者によって篩い落された多くの句に、砂金がいっぱいあることを知っています。
     縦か横かの議論の前に、出版の篩が石ころを拾っているのか砂金を拾っているのかを語るべきで、縦と横は、俳句の本質とは無関係。
     ちなみに小生は漢詩人。漢詩はワープロで作ります。したがって、横。ノートでも横。筆よりもキーボードの方が速く、リズムが掴みやすく、韻律にあわせやすい。ワープロなら、漢字は、識別できれば書けなくてもいいから速い。どこから作ってもいい。李白や杜甫が縦書きだったのは、当時は筆しかなく、ワープロがなかっただけのこと。読むにしても、中国の漢詩の本は横書き。慣れの問題もあるが、日本の漢詩の本は、読みにくい。
    2007年11月09日 20:33
  • ゆき

    横書きに押しつぶされる丸坊主  夏石番矢
    石頭 丸坊主 で… 横になれ…ば?(笑)
                ゆき
    2007年11月10日 03:11
  • Fujimi

    馬鹿編集者とそのまわりの亡霊は、日本のお荷物?
    2007年11月10日 04:37
  • ゆき

    ふふ。。
    どちらも、金の亡者…働き蜂。
    ”荷物表現”ほど
     かわいくない。
       ごみ… 
         失礼っ!

    「心はいらない!
      売れ!売れて何ぼ! 売り上げ達成!」
      …叱咤するところが目に浮かぶ…

    表現・報道の自由という名の横暴。
    わたしたちにも、
    「報道されたくない自由」
    がある。
    報道に携わる人々に、組織の洗脳というものがある。
    人格・品格・自尊心なんて、そこにはない。
    嘆かわしいことだが、それが現実だ。
    2007年11月10日 09:43
  • 三毛猫

    なんだが、とてもひどい出版不況のようです。クレージーな「組織の洗脳」ですか。悲しいですね。
    2007年11月10日 13:01
  • 獅子鮟鱇

    獅子鮟鱇によれば、
    選者とか編集者とかいう人らの多くは、始めから○○○○がないか、○○○○を抜かれているかのどちらかです。この作を選んだら不評を買って、自分の身の安全が脅かされないかと脅えている。そこで、勇気のない選者や編集者は、○○○○というところに、「のうみそ」という言葉を充てる。勇気と脳味噌がどういう関係であるのかは、とくとか考えてみる必要があります。
    2007年11月10日 21:10
  • Black Cat

    ooooか0000かは知らねども世に逢阪の関はゆるさじ 黒猫
    2007年11月10日 22:58

この記事へのトラックバック

縦組みと横組み
Excerpt: うつつのどうこう「自分の表記の好みに関するメモ」 http://saysogno.exblog.jp/6525452/ Ban'ya「 横書き俳句は認めない!?」 http://banyahaiku..
Weblog: 俳句的日常 come rain or come shine
Tracked: 2007-11-08 21:13

「横書き俳句は認めない!?」について
Excerpt: 「横書き俳句は認めない!?」について 石頭 丸坊主 で 横になれ… ば?(笑)             ゆき
Weblog: 一人遊び
Tracked: 2007-11-10 03:20

「俳句研究」の季刊化と原稿料なしの無責任さ
Excerpt: 「俳句研究」が季刊となり、原稿料なしの投稿雑誌となる。    いいかげんにしろ! お前ら、アホ編集者や、アホ俳句アマチュアのおもちゃにするな!
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2007-12-23 04:05

俳壇の中心はどこにあるか?
Excerpt: T新聞に、俳句月評を書いているY・Sさんと、昨夜電話でお話した。
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2007-12-24 02:00

インドから『空飛ぶ法王 127句』出版へ
Excerpt: このほど、
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2008-01-04 21:24