ひさしぶりで「俳句研究」6月号 (富士見書房) に発表した、「五十人の空飛ぶ法王」50句のなかに、次の一句が混じっている。
空飛ぶ法王黒猫との距離消滅す 夏石番矢
私は、子どものころは犬のほうが好きで、猫好きになったのは、三毛猫と黒猫の姉妹の子猫が、相生の実家にやってくるようになってから。
しかし、それも思い込みのようで、記憶にないほどの幼いころ、金目銀目の猫に見とれて、須磨か姫路の動物園で迷子になったことがあると、両親や姉から聞かされた。
父親は猫好きで、いまでも相生の実家で多くの猫にえさをやっているだろう。
富士見市のわが家では猫は飼っていない。近所の水島家の虎猫、ミーとは仲がよかったのだが、水島家が引っ越してからは、猫とはあまりつきあいがなくなった。
最近、近くのアパートで飼われている一歳の黒猫と仲がよくなり始めた。鈴を付けたかわいい猫。私を見ても、この黒猫は逃げないが、それ以上の仲ではない。
昨夜は、私の散歩帰りに黒猫を見つけ、家からマグロの刺身を一切れあげた。
ほんとうに、黒猫との距離が消滅するだろうか。
わが帰路の闇の黒猫声細し 夏石番矢
参照
新作「五十人の空飛ぶ法王」一挙掲載!
https://banyaarchives.seesaa.net/article/200705article_22.html
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黒猫との再会
Excerpt: このところ、わが家の近くの住人が飼っている黒猫に、会わないと思っていたら、少し離れたところで見かけるようになった。呼んでもこちらを見るだけ。
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2007-11-08 08:42
黒猫への心配
Excerpt: 少し前に、黒猫の飼い主が、近所のアパートを引っ越した。いまは、別の住人が暮らしている。
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2008-02-16 15:19
黒猫再発見!
Excerpt: ずっと姿を見なかった黒猫を、散歩の途中で発見。しっぽが短く、ずんぐりしたからだなので、わが家の近くのアパートで飼われていた黒猫だと確認。
Weblog: Ban'ya
Tracked: 2008-05-03 18:43
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Fujimi
三毛猫
Fujimi