大野晋『弥生文明と南インド』再読
大野晋『弥生文明と南インド』(岩波書店、2004年)を再読する。
日本古代を考える場合、韓国南部の金官加羅の始祖王、金首露の王妃が、船でマガダ国から渡ってきた許黄玉なので、このマガダをインド、もしくはタイと想定すると、古代朝鮮文化も、ユーラシア内陸や中国との関係だけで成立したのではなく、インドや東南アジアとの関係を視野に入れなければならない。
したがって、古代日本も同様。タミ…
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