古事記ノート(34) 持統天皇と記紀
古事記のゼミを、M大H学部で開講してもう20年になるだろうか? M大を定年退職するまでには、古事記論を書きたいと思いながら、その余裕がない。
古事記にはさまざまな謎があるが、その部分部分の読解や継ぎはぎ構造の分析など、いくらか解明できたが、基本的にはスクランブルがかかっているような不可解さが残る。
ある本では、天武天皇が編纂を命じ、各王朝の子孫に素案を提出させたが、天武没後、その妻持…
Ban’ya blog (Biglobe Webry blog)のアーカイブ