古事記ノート(34) 持統天皇と記紀

古事記のゼミを、M大H学部で開講してもう20年になるだろうか? M大を定年退職するまでには、古事記論を書きたいと思いながら、その余裕がない。 古事記にはさまざまな謎があるが、その部分部分の読解や継ぎはぎ構造の分析など、いくらか解明できたが、基本的にはスクランブルがかかっているような不可解さが残る。 ある本では、天武天皇が編纂を命じ、各王朝の子孫に素案を提出させたが、天武没後、その妻持…

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『世界俳句2020 第16号』海外へ発送

3月28日(土)午前、『世界俳句2020 第16号』(夏石番矢 世界俳句協会編、2020年3月30日、本体価格1500円、吟遊社)の海外への発送。会員と俳句好きなモロッコの元外務大臣などへの寄贈分すべて。スーツケース2つと手提げ袋1つ。数年前までは郵便局が取りに来てくれたが、こちらが持ち込まなくてはならなくなった。 郵便サービスは、確実に悪くなっている。 約40人には特別プレゼント付…

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「吟遊」第86号校正中

「吟遊」第86号(全80ページ、2020年4月20日刊行予定、吟遊社)校正中。 今回は、同人2人による書評、モロッコ、セルビア、ネパール、インドの4人からの俳句が目玉。私の「思索片XⅡ」も4ページ。 新型コロナウイルス大流行に負けずに刊行へ。 参照 「吟遊」第86号入稿 https://banyaarchives.seesaa.net/article/20200…

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