ダニエル書と俳句

この年末年始、ユダヤ人についての本を読み、旧約聖書を拾い読みしている。 ダニエル書は、コンパクトで魅力的な一書。 とくに第5章が興味深い。 紀元前539年、滅亡前夜のバビロニア王国首都バビロンの王宮での酒宴さなかの出来事。  人の手の指が現れて、ともし火に照らされている王宮の白い壁に文字を書き始めた(新共同訳)。 誰も読みも解釈もできなかったこの文字を、バビロニアに…

続きを読む