夭折詩人森雄治の詩集『蒼い陰画』

夭折詩人森雄治(1963-1995)の詩集『蒼い陰画』(ふらんす堂、2018年11月、本体価格2500円)を読む。 兄の森信夫による編集。 著者17~20歳の時にノートに書いた詩篇を出版。 早熟の詩人で、私などはこういう年齢にはとても使えない語彙と表現で書かれた自由詩と散文詩。 「光景」は短い自由詩。海と少年を描くが、少年はたぶん泳いでいるのだろう。「切りきざまれ…

続きを読む