文庫本で詩を読む若者

7月7日(金)、M大Iキャンパスへ出講途中、山手線の電車の隣席に、文庫本で詩を読んでいる若者がいた。 付箋をいっぱい挟んだ文庫本で、散文を行分けした現代語の詩だった。出版社と著者名確認できず。思潮社詩人の詩ではないだろう。 スマホばかり見ている乗客のなかで、こういう若者に出会うと少しほっとする。   冷房やスマホに囲まれ詩を読む若者  夏石番矢

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夕立ではなくて夜立?

このところ、夕方ではなくて、夜になってからにわか雨が降り、涼しくなる。 気候変動によって、夏の季語だった夕立(ゆうだち)は近年見られなくなり、夜立(よるだち)と呼ぶべきか? これが定着するのだろうか?   黒い心臓洗い流せず夜の涼雨  夏石番矢

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