理想と教養が生きていた時代の本『ゲーテと世界精神』

年末から、横になりながら、多くの本を読んだ。 なかでも、いい印象が残ったのが、次の本。 詩人でドイツ文学者の藤原定(ふじわら・さだむ)著『ゲーテと世界精神』(日本教文社、1960年初版、1961年再販)。当時の定価200円。 戦後の理想や教養が生きていたころの書物。紙の質や造本はよくないが、いい書物だ。 「世界俳句」の理念の参考にしたいと、ネットで購入した古本。 …

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朝の幸運

2月14日(火)、M大学でのある業務のため、朝の満員電車に乗る。予想外にも途中から座ることができた。 偶然によるささやかな幸運。   満員電車の幸運に座るその後平凡  夏石番矢

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俳句を知らず番組を作る日本のTV局

ある民放のTV番組下請け制作会社から、モロッコ俳句についての問い合わせがあった。 最初は高飛車な若い女性社員のメール。一方的に情報提供しろとの内容。これに冷たく答えると、やや低姿勢な同僚女性社員のメール。 日本国内の俳句、海外の俳句、いずれにも迷妄なまま番組を制作しようとしている。 過去何度か、海外俳句のTV番組制作に協力したが、やらせの演出をしたり、素人をつけあがらせたりで、…

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