これから癌手術のYさんに短冊 片言ではない俳句

月末に癌手術を受けるJ・Yさんのために、短冊を書く。 「未来より」の一句(画像なし)。 この俳句は、この場合、癌細胞撃破を暗示していると解釈できる。 俳句は、坪内稔典のいうような「片言」では決してない。不十分な意味性として俳句を限定するのは、坪内俳句と彼の学問のレベルがそうだからだ。 むしろ、「わざ言」、「はつ言」というべきかもしれない。 「片」の部分性、欠損性、不…

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KADOKAWA倒産との情報

某出版関係者から、すでにKADOKAWAが倒産したとの情報。『会社四季報』は自己申告の広告本なので、あてにならない。 この一億総貧乏の時代に、デマとゴミしか放出できない組織は、消滅して当然だ。 「角川、角川」と連呼していた俳人に、下記の連中がいる。この人たちには代表句がない。 金子兜太、宇多喜代子、茨木和夫、大屋達治、秋尾敏など   台風ラッシュ角番のゴミ流される  夏石…

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はじめてのローマ

1994年9月19日(?)、初めて訪れたローマのコロッセオでの1枚。 当時、所属していた現代俳句協会の会員の方から送られてきたもの。どなたが送ってくださったかメモしていないので、不明。 当時39歳。あれから22年が経過した。このときの作。   純白夾竹桃カエサルの通勤路   くろつぐみの喧嘩この壁二千年   法王の窓は短足の鳩が好き   (出典 句集『…

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