『千一夜物語』を読む6 3人の王子誕生の意外と総論
岩波文庫版『完訳 千一夜物語 13』を読み終え、これでこの版は読了。4月中旬から読み始め、約1か月かかった。
「千一夜」と題されながら、話の語り手、シャハラザードが双子の男児の出産に苦しんでいた第六百七十九夜から第七百夜の二十二夜は欠けていたと、最後の「大団円」でわかる。つまり、千一夜-二十二夜=九百七十九夜の物語。これは岩波文庫版の元になったJ・C・マルドリュス博士によるフランス…
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